唐突に謎かけ風のタイトルで恐縮ですが、皆さんにとって「要らないのに有る、欲しいけど無い」の両面を満たすものって何でしょう。 私にとってのそれは「毛」です。 前々からこのブログに書き込んでいる通り、年齢を重ねるとともに頭頂部の毛量が少なくなり、汗をかいたりすると、途端に頭髪のボリュームが無くなって、地肌が透けてくるのが悩みなのです。 その一方で、加齢とともに擦り切れたのか、脛毛は少なくなってきたことは喜ばしいことだと思っていました。 これまでも、毛というものは、無くていいところに有って、有って欲しいところに無いものだったのですが、最近更なる衝撃の事実を知り、精神的にへこんでいるのです。 私の耳に「毛」が生えて来たことが判明しました。 とある休日、隣に座る家族から、耳から数本太い毛が生えていることを指摘されたのです。 鏡を見ながら目を凝らすと、確かに産毛とは言えない4本ほどの太い毛が、右耳から生えて来ているのがはっきり分かりました。 オッサン(ジジィ?)の耳に生えると言われるあれが、ついに私の耳にも生えて来てしまったのです。 以前、眉毛に太くて長いものが混じっているということを、このブログに書き込んでいますが、今度は耳にも同様の事態が起きてしまいました。 歳をとると、毛の成長サイクルが変調し、抜けるべき毛が抜けないことが起こり、結果として、他の毛と比べて太くて長い毛が、眉や耳に生えてしまうあの現象です。 耳毛をはやしたオッサンを、陰で笑いものにするようなことを、自分はしてこなかったわけじゃありません(むしろ、盛んに笑いものにしていた…)。 そんな自分の耳に、オッサン(ジジィ?)象徴とも言える耳毛の存在を確認した時、もう俺は他人の耳毛を笑いものに出来ないと悟ったのです。 どうして頭頂部にこの現象が起きずに、耳や眉に起こるんだ? なんて、疑問を感じずにはおれないのですが、悩んでいるだけでは、ますます耳毛の隆盛を抑えられないでしょう。 だから近日毛抜きで抜いてみるつもりでいるのです。 でも、そんなことで耳毛を根絶できるのでしょうか? 悩んでいても仕方がない。 今日から私と耳毛の戦いは始まりました。 私は負けない。 耳毛なんかに負けない。 きっと根絶してみせる。 そう、私は耳毛の生えたオッサン(ジジィ?)にはなりたくないのだ!