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4月, 2021の投稿を表示しています

会社員を辞めた後の稼業はどうする?その3 やりたくないことから考えてみる

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好きなこととできることから会社員を辞めた後の稼業を考えたところ、中古車販売店の店員となりかけたので、今回は「やりたくないこと」からも考えてみた。   先ずは、 30 年以上の会社員人生を振り返り、「もうやりたくねぇな…」ってことを考えてみた。 ・ラッシュの中、 1 時間以上の通勤時間をかけて会社に行くのはもうこりごり。 ・週に 5 日、 9 時から 18 時まで働くのはもうこりごり。 ・会社の方針に従って、自分を抑えて働くのはもうこりごり。 ・偉そうな奴の下で働くのはもうこりごり。 ・査定されたり、したりするのはもうこりごり。   ってことだから、他の会社に転職して会社員をやりたい訳じゃないんだな。 雇用形態は会社員以外で、家から近いところで働きたいってことになるね。   仕事の内容としては ・デスクワークは飽きた。 ・重いものを運んだり、長時間立ち続けたり、肉体労働は年齢的にもう無理だ。 ・かと言って、肉体的に楽だとしても、興味ないことや単調な仕事も嫌だ   だとすると、キツくない程度の軽作業が良いけど、つまんないことはやりたくないと来ている…、面白そうでキツくない仕事なんてあるのだろうか(考えが甘すぎないか自分?)   派遣も含めて、やりたい稼業は会社員じゃないとすると、真っ先に思い浮かぶのはアルバイトになるが、現実は厳しいね…   アルバイト誌やフリーペーパーを見ると、時給は 1,000 円程度、 1,050 円を超えるものはあまり見当たらない。   手取り 25 万円を実現するには、月に 30 万円くらい稼がねばならず、仮に 30 万円を時給 1,000 円で稼ぐには、月 300 時間も働かなければならない。   毎日 10 時間、休日無しでアルバイトしないと、月額手取り 25 万円なんて実現できない。   フルタイムで働けば、一日 8 時間 × 月に 22 日で 176 時間勤務となるが、その勤務時間でも 1,704 円の時給でなければ、月に 30 万円の収入は得られないね。   フリーペーパーで見ても時給 1700 円以上のアルバイトなんて、資格を必要するものくらいしか存在しない。   派遣も含めて会社員はやりたくないけど、アルバイ

会社員を辞めた後の稼業はどうする?その2 できることから考えてみる

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会社員を辞めた後の稼業を見つけるために、前回は好きなことの領域で考えてみたが、今回はできることの領域で考えてみた。   人様と比べて得意なこと…、うーん…、改めて考えてみたけど、自信を持ってできると言い切れることって、そんなに無いんですよね~。   多分、前回挙げた好きなことの領域である車関連、料理関連、ブログ関連と丸被りしていると思うのですが、この内、料理はプロとして収入を得られるレベルじゃないしな…   人よりできるこという観点ならば、車に関することなのかもしれない。   サーキット走行とかでは、そこそこのタイムが出せていた(過去形)から、運転には少し自信があるし、プロじゃないけど、サスペンションやブレーキパッドの交換くらいの軽整備はできるし、タイヤチェンジャーを使えばホイールからタイヤを外したり、ホイールにタイヤを組みつけたりなんてことも自分でやれる。   これまで 10 台以上の車を個人売買で売り買いした経験があるので、必要書類の作成や車庫証明の取得なんてことも普通の人よりは経験があるし、中古車を見極める目利きもできる方だと思う。   多分、自分が中古車販売店の店員だったら、結構使える奴なんじゃないかと思っています。   それ以外では 3 つ目となるこのブログを書いているので、上手か下手かは別にして、文章を書くことも自分に向いていると思っているのです。   それ以外では、子供の頃は絵を書くのが得意だったけど、それでお金を稼ぐほどじゃないんだよな…   う~ん…、このままだとブログを書くのが好きな中古車販売店の店員ってことになっちゃうね。   自分がなりたいのはそうじゃないんだよな~   さてさてどうしたものかな…

会社員を辞めた後の稼業はどうする?その1 好きなことから考えてみる

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ライフプランをまとめた結果、好きなこと、出来ることの重なる領域で、年収 300 万円 +α を得られる稼業を見つける必要があるってところに辿り着いた。   自分の好きなことで、かつ月に 30 万円くらい稼げることとは何なのだろう… ってことを念頭に、先ずは、好きなこと、興味あること、欲しいものを考えてみた。   〇好きなこと、好きなもの ・車の運転 ・車弄り ・料理 ・ブログを書くこと   〇興味あること ・キャンプ ・弾いたことないけれどピアノが弾けるようになりたい   〇欲しいもの ・ガレージ ・草レース用の競技車両 ・車載トレーラー ・キャンピングトレーラー ・牽引免許 ・電子ピアノ   50 歳台半ばのオッサンなので幼少の頃にスーパーカーブームの直撃を受けました。 そのせいか子供のころからの大の車好きです。   車は運転するのも、弄るのも大好き。昔はサーキット走行なんかもやっていました。   食いしん坊なので食べることは大好き。 自分で料理を作ることも好きです。 得意な料理は、ローストビーフやビーフシチュー、ブリ大根にアクアパッツァです。   ブログを書くことも結構好き。 このブログ以外に、 2 つのブログを継続中。 一つは、とある物に関して特化したブログで 5 年弱継続中、もう一つは 10 年近く継続している雑記ブログです。 このブログ「 My Ideal Retirement Plan 」が軌道に乗ったら後者はクローズする予定。 だから合計 3 つのブログを書いている感じです。   最後にピアノが弾けるようになりたい… 街角に置いてあるピアノを楽しそうに弾く人々をカメラに収めたテレビ番組を見始めてからというもの、あんなふうに人前で格好良くピアノを弾けるようになりたいなと思うようになったのです。   そんなこともあり、欲しいものは、車に関することで、ガレージやレース用の車両、それを積むための車載トレーラーだったり、料理やキャンプに関連して、キャンピングトレーラーだったり、それを牽引するための牽引免許だったり、と言う感じなのです。   それ以外では、これまで縁のなかったピアノくらいですかね

考課という茶番

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  『茶番(ちゃばん)とは、簡単に底が割れる(筋道や結果や魂胆が見え透いている)ような馬鹿げた振る舞いを意味する表現。「茶番劇」ともいう。もしくは、「茶番劇」を略して「茶番」とも解釈できる。』   会社には年に 2 回ほど、個人の貢献度や業績を評価する機会がある。 会社員の通信簿、考課ってやつだ。   6 か月間で何を成し遂げ、何を達成できず、期初に設定した目標をどれくらい上回ったのか、もしくは下回ったのか、だから自分の評価は「これ位にして下さい!」って所定のシートに書き出して提出し、それを基に上司と面談するのだが、自分はこれが大嫌い。   自分の考課も嫌だが、部下の考課はもっと嫌いだ。   その理由は、目標を上回った部下に高い評価が与えられないことも多々あるから。   仮に自分の部下が目標を上回ったとして、高い評価を付けて上にあげる。   その通りの評価が最終的に得られれば良いのだが、せいぜい平均を少し上回る程度の評価しか得られない。   自分が付ける評価など何の意味もないことが、ここ数年で分かって来たからだ。   自分も部下もこの時期忙しい中、お互いに時間を割いて、自らの評価をまとめ、面談をしたところで、その結果はいつも「どうして?」としか思えないものが返ってくる。   やっても意味が無い、予め結果が分かっている、正に茶番としか言いようのないことが繰り広げられるのが嫌なのだ。   それと、自分の部署に良い評価をもたらせない、自分の無力さを毎度思い起こさせるのも嫌な理由だ。   経営陣イチオシの花形部署は、赤字垂れ流しでも高い評価を得ている人間が多くいるのは、評価の部署別分布を見ても一目瞭然。   茶番と言うより他ない考課と面談をしなければならないこの時期はいつも憂鬱になるのだ。   そもそも何を成し遂げようが、何をアピールしようが、既に成績はきまっている感じがする。   酷いときは目標を上回った時でさえ、平均の評価だったしな…

ライフプランを作成した。

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退職後必要な最低限の月収は? ライフプランを作成した。   日本 FP 協会のサイトからダウンロードした 4 つのファイルの内、家計のキャッシュフロー表以外のファイルは、家計のキャッシュフロー表に入力するための金額や項目を整理するためのものであって、それら3つのファイルの情報が転記された家計のキャッシュフロー表が最終的にライフプランを示すものになる。   家計のキャッシュフロー表の表頭は、自分が死ぬまでの年が西暦で表記された年表のような感じで、表側上部には収入の項目、表側下部に支出の項目、最終行に毎年の収支額が記載されたものだ。   私の家計のキャッシュフロー表の表頭は 85 歳くらいまでとした。 人生 100 年時代なんて話は信じていないから … 、自分は精々 85 歳くらいが限界だろう。   表側上部の収入の項目には、 今の会社で残り 1 年 9 か月の間に受け取るだろう給与収入 DC 年金 個人年金 退職後に受け取り予定の失業保険 何をやるかわからないが退職後の稼業からの収入 自分の厚生年金 カミさんの国民年金 退職金 上記どれにも属さない一時的な収入   表側下部の支出の項目には、 基本的な生活費 年金の支払い 健康保険の支払い 住宅ローン 車検や維持費といった自動車関連費用 自動車購入費用(あと 2 回は購入する予定) 子供の教育費 生命保険 医療費 雑費 75 歳以降にかかると想定される介護費用 家電購入(冷蔵庫) 家電購入(エアコン) 家電購入(洗濯機) 家電購入 ( 電子レンジ ) 家電購入( TV ) 外壁・屋根補修 ユニットバス交換 給湯器交換 トイレ交換 キッチンのレンジ交換 PC 通信費・光熱費 一時的な支出 等を記載した。   1 年 9 か月後に会社を辞め後、 65 歳までいくらの月収ならば破綻しないか、最悪の状況を想定したシミュレーションなので、支出の項目は細かいものも忘れずに記載したつもりです。   同じく収入の項目には、税を支払った後の手取り金額を入力しました。   結果は、 1 年 9 か月後に会社を辞め後、 65 歳まで月収 2

退職後必要な最低限の月収は? 先ずはライフプランってものを考えた

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退職後必要な最低限の月収は?  それを確認するために、先ずはライフプランってものを考えた。   好きなこと、得意なことを稼業としたら、果たして会社を辞めて生活できるのか?   会社を辞めた結果「下流老人に道へまっしぐら」なーんてことになっては堪らない。   そうならないためにも事前のシミュレーションが大事なので、退職後のマネープランを考えた。   自分の退職後のマネープランを考えるのは、実はこれで 2 回目だ。   今から3年程前、これ以上昇進する見込みのないオッサン達を集めた社内研修、所謂黄昏研修で作らされたのが最初。   その当時は未だ会社を辞めて生きていける確たる自信もなかったので、「もう俺、会社辞めちゃうんだぜ!」感を前面に押し出すことはせず…。   そもそも、人事部主催の研修でそんなことがアピールしてしまえば、後々不利益を被る羽目になると思い、「定年まで会社で頑張る所存でございます」的なことを前提とした偽りの退職後マネープランを書いて提出した程度だ。   今回は人事部に提出するわけじゃないので、真面目に考えて書き込んだ。   黄昏研修の際にうろ覚えした「何とかシート」の名前が分からず、「退職後 マネープラン」等で検索して出てきた「ライフプランシート」なるものを発見。   下記の URL に良いものがありました。 https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/ 日本 FP 協会のサイトです。   そこには、「ご自身のライフプランをより具体的にイメージするため、まずワークシート型ツールで家計の現状を整理、把握してみましょう。次に、ライフイベントをイメージして、将来の家計がどうなるのかもチェックしてみましょう。」と書かれ、  ・ 家計の収支確認表 ・家計のバランスシート ・ライフイベント表 ・家計のキャッシュフロー表 の 4 つのファイルがダウンロードできるようになっているのです。   ダウンロードしたファイルにどんな項目を入力して作成したかは次回…

退職後の稼ぎはどれくらいあれば良いのか?

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定年退職後の生き方を指南する書籍やネット上の記事には、「定年退職後に新たに選ぶ職業は、 3 つの円の重なるところから探すと良い」とされているのを何度か見た。   何れの記事にも同じようなことが書かれていて、その 3 つの円の説明は、凡そ以下のようなものだったと記憶している。   1. 幼いころから好きだったことや今まで本当にやりたかったことの領域 2. できること、得意なことの領域 3. 社会的に求められていることの領域   3 番目については、世の中に求められている=稼げる領域と、生臭く言い換えることも出来るだろう。   この 3 つの円の重なるところに、定年退職後の理想の働き方があるとされていた。   これは、よくよく考えると当たり前のことで、自分も新卒で就職する際に、これらと同じ条件で就職したい企業や職業をスクリーニングしていたのを憶えている。   とは言え、定年退職後の職業選択のカギとなる 3 つの円の考え方は同じようでいて少し違うようだ。   新卒の時は、採用されなければならないので、「自分にその能力があるか?」即ち「できるのか?」と、なるべく実入りの良い、すなわち給料の良い企業や職業を選ぼうとしていたと思う。   つまりこの 3 つの円にも優先順位があって、新卒の時は 3>2>1 で選んでいたと記憶している。   興味ある業務だったとしても、選べるのであれば、安月給の職は選ぶことはなかったよな…   ところがだ、定年退職後にやる仕事を選ぶにあたっては、現役時代並みに稼ぐ必要はないので、「稼ぎだけでなく、好きなこと、出来ることも重視して選択すべし!」と何れの記事でも書かれていたような気がする。 一旦は「フムフム、なるほど、なるほど」と思うのだけれども、会社を辞めた後にどんな稼業に身を振るのかを真剣に考える度に、「月収いくらあれば破綻しないのだっけ?」と不安な気持ちに立ち返ってしまうのだ。   定年退職後も嘱託として会社に残ること前提として組んだ 60 歳代半ばまで返済期間ある住宅ローンや、未だ学業に専念しなければならない子供の学費を考えると、「好きなこと、出来ることが大事で、稼ぎは二の次だ!」とはとても言えない。   だから会社を辞め

どうして会社を辞めようなんて思ったのか

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何かの調査データで見たことがあるが、定年まで同じ会社に勤める人は 3 人に一人なのだそうだ。   自分も 10 年くらい前までは、「新卒で入社した会社に定年まで勤めるのだ」と、漠然と思っていた。   その時は未だ社内での存在感みたいなものを失っていなかったこともあるが、ピラミッド型の人員構成をとる企業においては、年を取るにつれて、ポジションが少なくなっていき、 50 歳台ともなると大半の人間は会社に居辛くなるといった世の中の単純な構図が分かっていなかったからなのだ。   10 年経った今は、社内での存在感はすっかり薄れ、定年退職までの残り数年間は下り坂を降りていく日々が続くだけなのがハッキリと分かる。   世の中の会社員の大半が辿る道なのだとは言え、面白いはずがあろう訳が無い。   俺の人生って、こんなにつまんなかったっけ?   そう思っても、 「定年後も今の会社で働く方が、老後 2000 万円問題をクリアする上でのリスクが少ない」 「だから会社は定年まで辞めない方が良い」 という考えからなかなか抜け出ることができないでいたのです。   漠然とそう決めつけていたのだけれど、定年後の嘱託契約の給与額を最近知って、「この金額ならば自力で何とか稼ぐことができるんじゃないか?」と思えたことを切っ掛けに、 老後資金と年金支給までの生活費はいくらあれば足りるのか? 月収がいくらあれば年金受給まで貯蓄を大きく減らさず辿り着けるのか? このあたりのことをきちんと計算して、退職後の生活をイメージしたら、定年前に会社を辞めてしまっても何とかなりそうだとも、むしろ会社を辞めた方が面白いこと出来るんじゃないかとも思えるようになったのですね。   何とかなるかもしれない…程度で、まだ「絶対大丈夫」と思うほどの自信は無いのですが、会社を辞めても大丈夫かもしれないと思ったことが、具体的な日付を決めて会社を辞めようと思った理由なのです。   とは言え、辞められるかもしれないけれど、辞めた後に何をしたいのかをしっかり考えておかないと、結局会社を辞めたことを後悔する羽目になるのは間違いないので、自分の理想の退職プランも考えることにしたのです。   さて、そのためには退職後にやりたいことは何なのかを考

「My Ideal Retirement Plan」なんてタイトルのブログを始める理由

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理想的な退職プラン、「 My Ideal Retirement Plan 」なんてタイトルのブログを何故立ち上げたのか?   新卒で入社して以来 30 数年、 50 歳台半ばにもなると、会社員生活の終わりをハッキリと、退職後の生活をボンヤリとイメージするようになります。   輝ける未来の無い、残り少ない会社員生活に対しては、役職定年が近付いていることもあり、かなりチベーションが低下気味です。   近い将来の退職後の生活に対しては、現在得ている給与の金額には到底及ばないであろう定年後の収入への不安が高まっています。   できることなら、会社員卒業後は、やりたいことしかやらない理想の退職生活「 Ideal Retirement life 」を送りたいと考えていますが、実現するだけの潤沢な資産もない現状や、どうすればそれらを実現できるのかといったことの具体策もありません。   それ以前に、「理想の退職生活とは?」と聞かれても、確たる回答も持ち得ず、タイトルに掲げた「 My Ideal Retirement Plan 」は、まったくもって朧気なので、このブログを書いていくことで「理想の退職生活」とは何か?どんなことがやりたくて、どんなことに興味があり、どうすればそのことをやり始めることができるのか?そういったことを明確にし、実現のための具体策=プランを纏めて行きたいと考えているのです。   できればそれらを実現していく過程をこのブログに書き連ねていきたいと考え、この「 My Ideal Retirement Plan 」を立ち上げたという次第です。   とりあえず、退職予定日を 2022 年 12 月 31 日と自分の中で決めています。   それまでの 1 年 9 か月で、どこまで準備できて、どこまで実現できたのか?逆に何を諦め、どのようにプランを修正したのか?こう言ったことをつらつら書いていこうと考えています。   退職後、退屈と不自由な残りの人生を送るのはまっぴら御免です。   そうはならないで、喜びと自由に満ちた未来に辿り着くことは果たして出来るのだろうか?   残り 1 年 9 ヶ月の間、出来る限り藻掻いてみようと思っているのです。