ブレードランナー ファイナルカット版を視聴して思うこと


本日、いやいや日付が変わってしまったから昨日か?


BS放送でブレードランナー ファイナルカット版が放送されていたので、思わず視聴してしまった。


オリジナル版は1982年に制作されたもので、当時高校生だった自分にとって「未来とは?」を感じされられた名作だったな。


当時の俺は、自分がジジィになる頃にはブレードランナーが描いた世界のようになっていて、アンドロイドが存在し、人間は宇宙に植民地を持ち、車が空を飛ぶのが当たり前のようになっているかも?なんて思っていたのだが、現実はそうなっていない。


そもそも、ブレードランナーの世界は、2019年のロスアンゼルスを舞台として描かれたのだが、今となっては既に過去の話しだ。


映画が描く未来をとうに追い越してしまったんだね。


この映画をよく見ると、パソコンやスマホみたいなものは全く出てこない。


この映画が制作された当時は、未来の世の中には情報端末で溢れているとは想像できなかったんだろうね。


テレビがせいぜいで、主人公のデッカードは、日本食の屋台の席待ちの間、紙の新聞を読んでいる始末だ。


1982年の人間が描く未来は、紙の新聞を読む人達が、空飛ぶ車で移動する、不思議な世界なんだな。


でもねぇ、陰鬱な空を車が飛び交う世界より、情報端末が溢れる今の世界の方がマシな気がする。


アンドロイドが人に手をかけることはないし、酸性雨を降らす雲に覆われてもいない。


そんな世界だけど、果たしていつまで続くのだろう?


近年続く異常気象。


ウクライナやガザでの戦争、紛争。


近づきつつあるとされる南海トラフ地震。


何かをキッカケに、今の世界がガラッと変わってしまいそうで怖い。


還暦近くのオッさんは変化に弱いから、世界がガラッと変わるような事態は何としても避けたいんだよな。


「残りの人生このままであってほしい」と思わずにはいられないんだよな…


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