鰻の成瀬 初実食!
道が空いていれば車で30分くらいの所に「鰻の成瀬」の店舗ができた。
前々から機会があれば食べてみたいと思っていたのだが、本日家庭内での合意が得られたのでテイクアウトしてみた。
テイクアウトにした理由は、インフルが流行っているので、店舗で食べるのは避けたかったから。
今回は家族の人数分の鰻重をネットで注文し、夕飯時に取りに行った。
鰻と飯は保温性の高いプラスチック容器にいれられ、タレとお新香が入った小さいプラスチック容器とインスタントのお吸い物が付いていた。
早速食べてみると、それなりに美味かった。
家族で鰻重を食べても一万円で足りる。
中国産の鰻なのだが、焼き方のせいなのか、フワッとしていて噛んだ時の食感も良い。
味もソコソコだから、流行らない訳がない。
あちこちに「鰻の成瀬」が出来ている理由がわかる。
ただ、何か物足りないのだ。
食べ終わった時には気づかなかったが、風呂に入っている時にあれこれ考えたら、これまで食べたことがある美味い鰻重とは決定的に異なる点がわかった。
鰻にタレがしっかり乗っていないのだ。
普通の鰻屋なら、串を売った鰻をタレに何度も潜らせて焼くので、香ばしいタレを纏った鰻に仕上がるが、「鰻の成瀬」のそれにはない。
「鰻の成瀬」の鰻重は、食べる時にタレをかけるが、そのタレには香ばしさは無く、鰻がタレを纏っているとは言えないのだ。
だからタレの旨みが足りていない感じが否めないのだ。
と言うことで結論
「鰻の成瀬」は手軽に鰻を食べられる良さはあるけど、本当の鰻重の味には少し足りていないというのが最終評価だと言えよう。
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