株式相場は高値圏だけど・・・

今年バブル期の最高値を抜けて、未だ3万円台後半に居続けている日経平均株価。
ともすると、世の中景気が良いような錯覚に陥るが、実態はそんなことない。
船井電機の倒産だけでなく、9000人をリストラする日産、1000人を削減するイトーヨーカドー、3500人を削減する東芝、1000人を早期退職させる第一生命グループと、人減らしのニュースが最近すごく増えた気がするし、名の通った大きな企業だけでなく、美容室の倒産件数が増えているなんて話も耳にする。
高値圏に居る株価とは逆に、「今は不況じゃね?」と思うのだ。
株価って経済を映す鏡じゃなかったっけ?
そうなっていない現状を考えると、日本はかなりヤバい状況だってことをヒシヒシと感じるだ。
雇用環境が悪化する中、賃金の上昇を伴わず、金利と株価だけ上がっている今の状況って、もしかすると、もうスタグフレーションなんじゃないのかと思っている。
Wikiでスタグフレーションを検索してみると、「経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が併存する状態を指す」とあるので、正にその通りだ。
こういった話は、将来振り返ってみた時、あの時はそうだったと言えるが、その渦中にいるときは判断しにくいんだよね。
なので現金で資産を持っていることに急に不安を感じる。
早急に動かねば…って思い始めた。
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