商売は難しい・・・


会社員を辞めて、今年から始めた古物商なのだが、実のところ、あまり上手く行っていない。


仕入れは、知り合いの伝で買い付けたり、オークションやフリマなどで入手している。 


この内、仕入れの主流はオークションなのだ。


オークション経由の仕入れでは、売れそうなものの落札金額はそれなりになってしまうから、売っても利幅が少ないことが多く、なんなら赤字になる物もチラホラある。


利幅を確保しようとして、高値で出品すると、今度は売れない。

 

 買い集めた商品は、コンテナ倉庫を借りて保管しているが、賃料の安い小さ目のコンテナだから、すぐに在庫で満杯になってしまう。


在庫が溢れると、仕入れも止めるしかない。


倉庫にあるのは、大体売れ残っているものだから、新たに売れそうな商品を仕入れられないのは、かなりの痛手なのだ。


かと言って、大きな倉庫を借り直し、大量に仕入れれば良いかと言えば、賃料負担が嵩むし、一人でやっている商売なので、そんなに出品作業も捗らず、結局在庫の山に埋もれることになる。


結局、この商売は仕入れが命なのだと思っている。


仕入れたら、すぐに良い値で売れて、保管場所が埋まらないものを見つけるしかないのだが、冒頭書いたように、オークションでそんなものを連続して仕入れられるかと言えば難しい。


だから現状はこうだ。

利益が少なく、仕方無しに貯金を食い潰していて憂鬱になっている。

在庫の山を見て憂鬱になっている。

賃料などのランニングコストが嵩んで憂鬱になっている。


憂鬱なことばかりだ。


本格的に商売を開始してから半年くらいだから、未だ諦めるって程じゃ無いけど、何か変えないと、現状を打破できないと思うのだ。


その何かって何だろう?


それがわからないから憂鬱なのだ。

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