「ほんとうの定年後」って書籍を買った
気になるタイトルなので、坂本貴志氏が書いた「ほんとうの定年後」を購入して読んでみた。
この本のタイトルや著者の名前など聞いたことがある人は多いと思う。
なにせ、定年というキーワードで一度でも検索すると、Yahoo!等のメディアでこの書籍に関する記事がガンガン出てくるから。
この本は、定年後の仕事がどんなものか15の事実にまとめた第一部、定年後に小さな仕事に就いた人々についての実例をまとめた第二部、高齢化社会における定年後の働き方に対する著者の提言をまとめた第三部の3つのパートで構成されている。
でもまぁ読んでみて一番引き込まれるのは第一部の『定年後の仕事「15の事実」』だろう。
このパートは、実際に定年を迎えてみないとわからないこと、特に老後のお金事情が分かり易く書かれていて、面白いし貯めになる。
定年後は、年収は300万円以下が大半で、生活費は月30万円弱まで低下するなんてことが書かれているが、この点は自分の定年後を想定したライフプランと同じでしたね。
稼ぐべきは月60万円から月10万円になるって書かれているけど、これはあくまで年金が支給されてからの話であって、それまでは最低限の生活費の月30万円を稼がねばならないことが再認識されたのです。
「50代で仕事の意義を見失う」なんてことが書かれていましたが、正にそうですねぇ。
もう会社で働く意味が分からなくなっている今日この頃ですから…
近々セミリタイアしようと考えている自分にとって、いろいろ再認識できる良書でしたね。
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