退社を決意する人の心の内


会社を辞める人と、辞めない人の違いってどこにあるのだろうか?ってことを考えてみたんだけど、心の内のバランスが変化して、もう前の状態には戻らないと感じた時、人は会社を辞めようと決意するんじゃないかと思ったね。


誰しも心の内で、会社にいるメリットとデメリットのバランスを感じ取っていて、「会社にいるメリット> 会社にいるデメリット」といった状況なら会社は辞めないし、「会社にいるメリット< 会社にいるデメリット」なら会社にいる意味がないから辞めるっていうのが基本的な考え方。


でも実際はこんなに単純じゃないくて、


メリット側には、会社に対するロイヤリティみたいな感情や、昇給・昇進など会社に対する期待だったり、会社を辞めて生活できるかどうかという不安だったり、デメリット側には社外に出ることで得られることへの期待だったりが加味されるはずだから、それらを踏まえて、「(会社にいるメリット+会社を辞めるデメリット)> (会社にいるデメリット+会社を辞めるメリット)」といった状況なら会社は辞めないし、「(会社にいるメリット+会社を辞めるデメリット)<(会社にいるデメリット+会社を辞めるメリット)」といった状況なら会社を辞めるのだと思うのだ。


会社にいるメリットが小さくても、会社を辞めて生活できるかどうかという不安が大きければ、単純に退社に至らないし、転職して少し給料が増えるのが分かっていても、社内の他のメンバーへの気持ちや感情等に左右されて退社に至らないなんてこともあるだろう。


このバランスが、会社を辞める側に傾き、会社を辞めない側にはもう戻らないと分かった時、人は退社を決意するだろうと思うな。


会社を辞める辞めないで揺れ動くシーソーの様なこの関係式で、1番影響が大きいのは、会社を辞めても生活できるかどうかという不安でなないかと自分は思っている。


自分と照らし合わせた時、漠然と「会社辞めたい」と思い始めてから、もう数年経つが、辞めると決意したのは極最近だ。


最終的に決断できたのは、老後のライフプランをまとめたエクセルのファイルを何度も眺め、「多分いけるはず…」と思えたからなのだ。


自分の心の内のバランスは、会社にいるデメリット+会社を辞めるメリット側に大きく傾き、その傾きは逆転しないと感じたから退社を決意できた。


その意味では、自身のライフプランをまとめておいて良かったと思うし、同じ境遇にある人には、それを作り、眺めることで不安を取り除き前に進めるとアドバイスしたいね。


さて、近いうちに会社に対して早期退職を宣言するぞ!



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