東京五輪閉幕
運営サイドのゴタゴタが収まらない内に開幕し、グダグダな開会式を見せつけられて頭を抱えた東京五輪も8日に閉幕した。
結果的にはアスリート達の頑張りにより、各競技自体は盛り上がりを見せたものの、最後の閉会式は予想通りのダメダメぶりで終わってしまった。
世界に恥を晒したと言っても良いくらい今回の五輪の運営は酷かったと思う。
さて、そんな今大会の総括はいつされるのか?
あれ程無様な開会式、閉会式を世に晒した責任は誰が負うべきなのか、はっきりさせるべきだろう。
「東京五輪は成功だった」なんて言い出すJOCや組織委員会の偉い奴が必ず出てくるに違いないが、そういうことを言い出す奴ほど、今回の不始末の責任を負うべき人物、もしくはその手下で、自分達に責任追及の矛先が向かない為に、そんなことを言い出すのだ。
だれが「東京五輪は成功だった」と最初に言い出すか注目していると良い。
きっと「お前らがそれを言うのか?」と思ってしまう奴らが必ず最初に言うだろう。
規模が違うが会社でも同じようなことが起こる。
社内の実力者が推し進めたプロジェクトは、悲惨な結果に終わっても責任を問われることも無く、ともすれば「この経験を活かして行こう!」等とポジティブに捉えないといけない雰囲気まで醸成されたりするのだ。
失敗はきちんと総括し、駄目な奴には責任を取らせないと、その経験とやらは活かせないのだ。
それをやらないまま先に進めば、必ず組織は腐って行く。
日本という国が腐っていかない為にも、今回の不始末の責任は、しっかり追求しないと駄目だと思う。
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